水野 学

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人に伝えるために。水野学

水野学と聞いて、どんなデザインが目に浮かぶでしょうか?

 

熊本県キャラクターの「くまもん」、NTTドコモクレジットサービスの「iD」など、そのデザインを見れば、場所や風景やサービスなどが明確にイメージできるものが多いことに気づくでしょう。

 

そのことは、まさに、ブランディング、つまり、顧客や消費者にとって、価値あるブランドを構築し、その特徴を明確に提示することによって、顧客や消費者の関心を高め、購買が促進されていると言えるでしょう。では、そのような作品はどんなところから湧き出しているのでしょうか?

 

水野学は、「人に伝わる」と言うことに、かなりの重きを置いていることがわかります。

 

デザイナーにとって、人に伝わるかどうかを考えることは基本だと考えられるかもしれませんが、水野学の手法は徹底しています。
現代は、メールなど電子機器を使うことで簡単に他の人に意思を伝えることができるわけですが、水野氏は、付き合いが浅い人ほど、手書きの手紙を書くようです。
また、付き合いが深い人でも、自分の真意を本当に理解してほしいと願う場合は、やはり、手書きの手紙を用いるようです。理由は、手書きの方が、自分の人柄や感情が表れやすいからということです。この点は、企画書を、相手に思いを届けるための手紙にたとえていることからもわかります。伝えると言うことを徹底して追及している結果と感じます。

 

また、水野氏は、手書きがもたらす効用についても考えているようです。学術的に言うと、手書きの方が記憶に残りやすく、アイデアが浮かびやすいと言われるようですが、右脳が持つ特性の「表現脳」と左脳が持つ特性の「言語脳」の両方を使えるのが、紙とペンと言うことです。右脳で考えたことを左脳がチェックしたり、その逆だったりで、脳をフル回転する手法として適しているのが手書きということなのでしょう。
そのような、一見、アナログですが、実に理詰めの考え方が、様々な創作の源となっているのかもしれません。